祈り

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すっかり秋の気配を感じる今日この頃。気がつけばお彼岸、季節の変わり目ですね。

日の入りもすっかりはやくなって、なんだか切なさも感じる季節です。

ご縁あってお寺さんのお仕事をさせていただいているのですが、人々が合掌する姿やお庭の季節の草花にカメラをむけていると、自然と心が穏やかになっていきます。

こちら方のお背中ににとても哀愁を感じて、そっと見守っていると、ほろりと涙をこぼされました。

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お亡くなりになった奥様を思い出したのでしょうか…歳は80歳くらい、どんな人生を送ってきたのかな…お子様はいらしゃるのかな..あれこれ想像していると、初めてお会いした方なのに、ぎゅっとしてあげたい感情にかられました。

若い頃はお寺さんへ行っても、しきたりにそって手を合わせていましたが、今は何かの折に手を合わせて、心から祈ることが多くなった気がします。

昔はお小遣いがアップしますように..とか、ほしいものが手に入りますように..受験に合格しますように..

ほとんど”自分”のことばかりをお祈りしていましたが、今はほとんどが子供のこと、家族のこと。健康のこと。

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自分ではどうにもならないことを、神頼みするわけですが、それでも、誰かのために祈りを捧げる姿はとても神聖で美しいと感じます。

自分のことを祈るにしても、何かにすがったり、救いを求めることも、とても人間らしい行為だなぁと思うようになったのも歳のせいかな..

こちらのお寺さんでは故人へ手紙を書くことができます。面とむかって対話することはかなわないけれど、遺された方の想いがどうか天国に届きますように。

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