深夜の疾走
真夜中の2時半にブルンとエンジンをかけ、暗い夜道を疾走..
向かう先は産婦人科!世の中の旦那さまもこんな気持ちかなーなんて思いながら、陣痛で苦しんでいらっしゃる妊婦さんの元へ。
「もうちょっと待ってってねーー!」
そうです。出産シーンの撮影です。はやる気持ちを抑えきれず、「ひゃっっほー!」と叫びながらテンションマックスで到着するも.. お二人目ということもあり、すでに誕生されていました..。
間に合わなかったのは残念でしたが、無事に生まれたことは何より嬉しいことです。
生まれたばかりの赤ちゃんと出産したばかりの母親が触れ合うことによって、お互いの存在と生存意識が高まるとされるカンガルーケアで、ママの胸にぴったりと寄り添うあかちゃん。
なんともいえず不思議な存在感を放っていました。
守られたお母さんの子宮から、狭い産道を通って、勇気を持ってこの世界へやってきてくれたんですね。
その黒目がちなビー玉みたいにキレイな目に、この光ある世界はどのように見えているのかな..
一生懸命に狭い産道を通り、この世界へ来てくれたのかと思うと、言葉にはできない、厚い想いがこみ上げてきます。
私自身は緊急帝王切開になってしまい体験できなかったのですが、きっとママにとっても、母になったのだとういう実感のこみあげる至福のひとときなのだと思います。陣痛の辛さ痛さが一瞬で吹き飛んでしまうくらいかもしれませんね。
パパと3歳のお兄ちゃんも出産の時はお水を飲ませてくれたり、とっても頼もしかったようです。命の誕生を目のあたりにできるなんてすごい経験ですね。
そして私も初体験!!お医者様、旦那さまに続き、へそのをを切らしてもらうことに、、
恐る恐るハサミを入れると思いのほか硬くて、ママの赤ちゃんの絆を感じることができました。
みんなおつかれさまでした。すくすくと成長されますように..